専業主婦は高度成長期に生まれた特別な状態

親世代はみんな結婚していましたこれを皆婚社会と言います。

9割以上の人が結婚していましたのでみんな結婚するもんだと思い込んでいます。

 

しかしこれは明治以降に政府の政策として多く結婚してもらって多くの子供を育ててもらおうという方針のもと成り立ったものです。

 

成長期しかも工業系の産業が発達してた時に有効な手段でした。

 

実際に驚くほどの人口増加を経験しました。あまりにも急に伸びたので、そりゃ下がるだろうっていうのが正直なところです。

 

みんな結婚しすぎていたのが、元に戻っている途中であることというふうに認識すると今騒いでいるのは別段特別なことではないと思います。

 

もちろん少子化の問題の本質は労働人口が減ることなのですがそこは今日は話しません

 

よく男性は外出稼ぎ女性は家にいるというのが伝統だという人が、いますがそれは全く違います。

 

そもそも専業主婦というのはいつからできたのでしょうか。

 

それは戦後です。

 

江戸時代でも6割ぐらいの人しか結婚していなかったと言われます農家などでは長男しか結婚できないなどやはり結婚というお金がかかるのでなかなか贅沢お金がある人しか結婚できなかったのが実情です。

 

そして家族総出で農業をしたり、旦那さんが農作業して奥さんは内職で稼ぐ、奥さんの方が稼ぎが良かったような地方もあったようです。

 

じゃあ明治時代は?

 

明治時代も夫婦ともに工場で働き、農村地では同じように家族全員で仕事していました。

 

まだまだ人口の8割は農村部にいました

ところが明治後半に入る頃には産業革命の波によって都市部に人口が集まってきました。

 

共働き夫婦は、日銭稼ぐのに朝から夜遅くまで働き、子供はほったらかし、というのが当たり前だったようです。

しかもアパートも4畳、6畳の部屋に複数の家族、人間がいることもあったようです。

 

専業主婦というのは、もう貴族か、高収入の家庭にしか許されない、しかも、その主婦も家事育児するだけでなく、使用人のマネジメント、など大変忙しかったようです。

 

話を戻しますが、

高度成長期は戦後特需と工業化が進み皆が結婚し、世の中がどんどんこれからも給料が上がっていくだろうという予想のもと、旦那の稼ぎだけで暮らせたという本当に恵まれた時代の特殊な状況でした。

 

これを未だに引きずっているのが今の世の中です。

 

もう共働きが主だと言いますが、日本の共働きというのは旦那、正社員、妻パートのことを言います。

 

旦那の稼ぎの補填という意味合いになります。

 

正社員同士の結婚は全体の1割から2割だそうです。しかもその半分くらいは公務員同士なので実際はもっと少ないです。

 

結婚したら1度仕事を辞めて次働く時はパートでというのが主流です。

 

仕事というか労働ですよね。こういうことがしたいから仕事をするのではなくただただ生活のためになってしまいます。

 

これは社会進出とは言えません。

 

なんだかんだ言って親世代のようにできないことを、いまだにやろうとして引きずっているような感じです。

 

もう一度言います専業主婦というのは日本古来のものではありません。かなり特殊な状況であったということです。