「普通の結婚をして、子を育て」 区議発言に抗議広がる
「普通の結婚をして、普通に子どもを産んで、普通に子どもを育てることがいかに人間にとって大切なことであるか。子どもを育てることは経済的社会的に大変かもしれないが、本当にすばらしいことなんだ。そのことを教育の場でしっかり教えないと」「LだってGだって法律で守られているという話になっては足立区は滅んでしまう」
今このような発言に対してのツイートが拡散しております。
これは軽率な発言だったでしょうね。
「普通の結婚」
私はここの部分について述べたいと思います。
Twitter に寄せられた文を少し引用します。
「結婚して子供を産む事が普通の価値観」って、そりゃ働くほど給与が上がり家も買えて家族を養えてっていう時代だから機能した価値観で、働いても給与は上がらず家を買い家族を養うどころか己の生存すら危ういって現代には機能しない価値観ですよ。結婚出産、当たり前ではなく贅沢品になっちゃったの。
この30年で驚くほど、変わりましたね。賃金が上がらない、景気は良くならない、正社員は狭き門、想像もつきませんでした。
贅沢品になる結果、人口が減っていくのでしょうね。もしかしたら今の人口が多すぎるのかもしれない、とも少し思いました。 すべての方がハッピーであるべきだとも思っています
安い賃金と不安定な雇用形体(正社員のレールから外れたらほぼ人生終わり)、収入に見合わない税金と、高すぎる国民年金(一ヶ月約16,000円以上)。 平均的な生活を営む事でさえ勝ち組になってしまった世の中。 結婚離れも少子化も、収入が安定して増えれば自動的に解決。 不安定だと皆過激になるさ。
独りで生きていくだけでもギリギリの時代に、偉い方の「普通」と言う発言に引きました...。Testosteroneさんの呟きのように私の祖父母の時代は年功序列で仕事も安定していたので、結婚や出産が一般的でしたが、今の時代は本当に容易くは手に入りません
この発言の問題点は「普通と結婚」というところにみんなが反応してるところです。
もちろん「LGBT」の発言も看過できませんが、今回は趣旨と違うので置いときます。
足立区民がいなくなるのであればそれは少子化が原因です。「LGBT」方々のせいで人口が減るという論点がそもそもおかしいのです。
まずは「LGBT」で人口減少するなんてことは聞いたことがありません。
子供を育てることが大切であるということを教えるということは、みんな結婚して子育てをしてもらいたいということですよね、
てことは少子化や未婚の人たちに対してのメッセージになっちゃいますよね。
だからみんな反応したんです。
したくてもできないんじゃうりゃ~~っということです。
私はいつも言っていますが、政治的に未婚の比率を下げたければ、男性の年収を上げるような景気対策を打っていくしか方法はないと思っています。
女性が求める年収とは程遠い低年収で男性は暮らしているからです。共働きでと言いますが、どうしたって男性の年収に頼らざるを得ない部分がでてきます。
しかしそんなこと、至難の業なので、今いるご家庭により多く産んでいただくという政策しか取れません。
私は男性の皆さんには独身でいていただく方が仕事に打ち込めるし自己実現がしやすいストレスがない生活を送れると思っているので独身をお勧めしています。