「365日24時間働こう」……ワタミの“思想教育”はいまも続いていた | 文春オンライン
ワタミの問題が再浮上しています。
ブラック企業の代名詞といわれていましたがここ最近は改善していたようですがまた復活したというようなことらしいです。
この問題なんですけども法律の問題とか、長時間労働がいかに良くないかという問題ではなく、なぜワタミ会長ははこんなにも長時間労働を強要するのかという話をします。
この人本当にみんなが仕事に人生を捧げることによって夢をつかめ幸せになれると信じているからです。
そんなことないわけです。みんな生活のために仕事してる人が大半です。
最大の問題はみんなは仕事じゃなくて労働をしているのです。
つまり人から言われたことをずっとこなしているこれが普通の人です。
管理職というのもそれは変わりません上からの指示でそれ行うに過ぎません。
ところがこのワタミ会長はじめ堀江貴文さんもそうですが、こういう人たちは労働ではなく自分のための仕事ができる人たちです。
だから何時間でも働けるんです。
それこそもうほぼ才能といってもいいです。プロ野球選手だってイチローぐらいバット振っているのにイチローにはなれないわけです。
プレイヤーとしては優秀ですがトップになると最悪な人種です。
自分だってこれだけできるんだからお前らもできる頑張れと言う最悪な謙遜で、できない人達に強要するから体を壊すのです。
ワタミ会長は、お店を持つために全ての時間を仕事に費やしました。それはすごいことだと思います。
しかし会長は知るべきでした。他の人はそんなに働けないからこそ、会長は成功したということ。
自分の辿った道を下の人たちが同じ道を通らないと腹立たしく思うのが人間です。
そうしないと自分のことを尊敬してくれないからです。
ここまで組織を大きくしてしまったのであればイチローを育てるのではなく、全体を数パーセント底上げする意識で行かなければ組織は崩壊してしまいます。
落合監督はまさにこの手法を取りました。
まあもう無理だと思うのでワタミ会長含め引退なさるのがまず最初だと思います。
地獄への道は善意によって敷き詰められている。