NHKが スクランブル 化 を言い出した??
ついに NHK が崩壊へと歩み出しました。
私も NHK は スクランブル放送 することを賛成している一人ですが、こんなに早く話が進むとは思っていませんでした。
ここ最近、受信料の義務化、割増料金、そして営業の抜本的見直しとニュースが相次いでいたのですが立花先生が裏で動いてたんですね。
この動画、見た方がいいです。単にNHKの話ではなく、大きな組織というものが、いかに腐っていくのか、そしてその壊し方、全ての企業にも当てはまる、とても参考になる良いお話でした。
なので今回は、大きな組織の潰し方ということでお話をしていきます。
NHK職員がNHKをぶっ壊す
立花先生といえば奇抜なパフォーマンス、強引な手腕というイメージがありますが、実は相当緻密な計算をしていることがよくわかります。
うまくいくことばかりではないと思いますが、それでも今回の NHK に対するアプローチの仕方は見事というしかないですね。
基本的にダメな会社というのは、全員が真面目に働いているふりをしています。しかしその自覚がないため、俺たちはこんなに働いているのに上の連中は分かってくれないとなります。
上にいる人達は、売り上げが落ちているのは、下の連中が真面目に働かないからだといい、今までぬるま湯にいながら出世したので、なんの能力もなく、経営の責任があるなんて思う能力すらないのです。
つまり、これだけ受信料についてクレームが来ていたり支払いを拒否したりする人が増えている現状について、上から下まで誰一人自分たちの責任だと思っていないのです。
だから、立花先生をはじめ各著名人が NHK について否定的な発言をして世間の認識が徐々に変わってきていることに全く気付いていないのです。
大きな組織の潰しかた
立花先生の目的はただ一つ、スクランブル化です。
これをただ押し付けるだけでは変わりません。基本的に日本というのは一度できた仕組みというのは何か大きな事件でもなければ絶対変わらないのです。
何か大きな事件というのがポイントで、NHK を良くしたいからこういう方法に変えましたなんてことは、誰一人責任を感じていない組織においては絶対にありえません。
だから著名人が色々なことを提言たり、苦言を呈してもびくともしないのです。だって誰も NHK を良くしたいなんてひとりも思っていないからです。組織にしがみつきたいだけです。
だから、スクランブル化しないとやばい、という方向へ持って行ったのです。
ポジティブシンキングよりネガティブシンキングの方が効果があります。これをやらないとヤバイという状況じゃないと人は動かないのです。
不安にしてあげれば人は安心を求めて楽な方向へ飛び込む、これが人を動かす最大の要員です。
会長と営業職に仕掛けた
NHK に関して言えばトップの会長と下の営業職、この人たちを揺さぶったということです。
まず、会長に総務省からNHKの料金の義務化の話をする、ここでNHKは大反対すると橘先生は踏んでいたようです。
我々はこのニュースが流れた時、NHKが何にもしなくても勝手にお金が入ってくる仕組みを作りたいと思っていたのですが、これ政府からの提案だったのですね。
案の定NHK会長は義務化に反対しました。
なぜかと言うと
現場、とりわけ犯罪まがいの営業をしてきた営業マンが入っている労働組合から突き上げがあったからです。
さらに会長には官邸から呼び出され、これまでの営業のことや不祥事が犯罪に当たるのではないか、と匂わす資料を見せられました。
会長はお飾りで、ほとんどネットのニュースや現場の状況など何一つ知らないわけです。ただし権力はある、スクランブル化という手法も知らなかったというのは驚きましたが・・・
NHK の会長というポストなんて、いつ辞めても何も困らないと思いますが、責任を負わされ汚名を被るのは困る「不安になる」
だから営業の抜本的見直しをする、もう個別訪問しない、と現場のことなんて何もわかっていないのに言い出す。とにかく「安心したい」、こういった流れになるのは必然ですね。
立花さんの上手なところはここですね。蜜を吸っている幹部たちは矢面に立ちたくない保身のために、操れると思って前田会長を担いだら案外やる気出しちゃって裏目に出てしまいました。
さあ、そして困るのは営業職です、今まで犯罪的な営業のおかげでここまで伸びてきたので、めちゃくちゃ偉そうにしてたようです、
しかし会長が営業の抜本的見直しをする、何て言えばめちゃくちゃ不安になります「不安になる」
営業のスキルなんて何一つないのですから、仕事がなくなったら居る意味が無く、しがみついている場所はなくなります。
だったらスクランブル化してでも仕事を残した方が良いと考えます「安心したい」
だけど問題は誰一人、組織が良くなる方法を考えているわけではないということです。全員が全員ただただ不安を解消したい安心したいそれだけで安易に行動している。
その結果、スクランブル化が実現し、競争の中に晒されます。
NHKがスクランブルかしたらどうなる?
当然今までぬるま湯に浸かっていたので、経営なんかうまくいきません。こういう時やることはただ一つ、リストラです。
本来であれば経営努力をして売上を上げるという努力をするのですが、こんな腐った組織は上から下まで誰もが人のせいにしているので、そんなことは実現しません。
だから人を減らして、今までの給料を確保する、そうして一歩一歩崩壊への道へと進んでいくのです。
まとめ
腐った組織、ダメな経営とは、誰一人として今ある状態が自分たちの責任だと感じていないとこです。
ただただ出来上がった仕組みに乗っかってしがみついて生きているだけです。
だからこうやってちょっとメスが入るだけで、あっという間に瓦解してしまうのです。
今 NHK は大慌てしてるようです。しかしこの流れは止められないかなと思います。みんな安心したいですからね、スクランブル化するということで営業の仕事もそのまま、会長にも責任が及ばないとなればそこへ落ち着くでしょう。
ただしそれが終わりの始まりですが・・・・・
一番ぬるま湯にいた幹部クラスの人は青ざめているのではないでしょうかww
大事なのは料金が下がること、自由契約になること、そして資産が八千億とも言われますが、これを吐き出させることです。
スクランブル放送になれば時間はかかりますが、可能になるでしょう。