若者の貧困について
大きな話に小さな話を持ってきてはいけない
日本はデフレに入ってから若者を貧困化させていくことによって企業を守ってきました。
元々若手社員というのは能力もこれからということなので安く賃金を抑え徐々に上げていき退職金などで大きく出すということをしてきました。
ところが、そんな時代ではなくなり、企業は大変だ大変だと言いながらやってきたことは、ただ単に人を減らして利益を確保するその結果は若い人が犠牲になるという現実でした。
自分たちが生き残らなければいけないですから幹部や中高年の人たちを守り、若い人に泣いてもらいました。
入って来たばかりですから気づかないし能力的な面もあるので一番減らしやすい場所です。
何より雇わないということです。
そうした時期が過ぎ、非正規が増え、安い賃金が当たり前になり、しかも年功序列もなくなってきたので給料も据え置き、
20代の6割は貯金がほとんどない、このような状況にあるということです。
そしてそれを全て自己責任だと言ってしまえば我々大人達は楽です。今の若い人たちは覇気がないからやる気がないから給料が少ないんだまずは自分で努力してみろ、
こうした責任転換で逃げてしまうのです。
マクロの話にミクロの話を持ってきたらいけないのです。
人は必ず環境に左右されます。環境のせいにするなという人がいますが逆です。あまりにも考えがなさすぎる。
環境しかないんです。勝間和代先生によると環境が9、努力が1だそうです。
人間なんてその程度なんです。それを偉そうに上から自己責任だと言う人というのは底が知れてると思うんです。
個人ではもちろん努力する、しないの話は当たり前です。ただしこういうデータの話というのはマクロの話です。
ということは、こういう政権を選んできた国民が悪いということになります。結局我々、大人たちが悪いんですよ。
今回のこのコロナの騒ぎでますます若い人の貧困が進むと思っています。
まずこの状況を利用して人を雇わないという経営者、お給料も下げたりするでしょう。
一度下げるとなかなか上げないんですよ。
若い人が貧困化しているということよりも、私はどうせ上がっていかないだろうと言う諦めにも近い気持ちを持っている人が多いことの方が問題だと思います。
独立するなんていうのも本当にリスクが高いことなので出来る人しか出来ません。
転職も勉強したりレベルアップをしなければ同じような所に勤めてしまい、同じような目に遭ってしまいます。
若い人はとにかくこの先もこんな感じが続きそうなので、今いる会社にしがみつき、少しでもいいから勉強し、本を読み、勉強の動画を見て、いつでも辞めれるよう副業なりしてください。
別にYouTubeしなくても投資をしなくても、隙間時間に他の仕事したりでもいいです。できる人は投資でも何でもできます、しかし、世の大半はできない人が多いのです。
成功者は圧倒的多数の挑戦しない人がいるから成り立つのです。だから挑戦しない人でもできることを模索していきましょう。
最後に、我々大人達のいうことを素直に聞かないような心を作ってください。
我々は自分たちが楽になるように、あなた達に接してきます。
それは一見いいように見えるのですが、先ほども言ったように楽するため、自分たちの居場所を守るためにしか動きません。そのために使える人間をチヤホヤしながら囲い込み奴隷とします。
我々も奴隷ですが、あなたたちはもっと弱い奴隷にとして生かさず殺さず使い倒します。
地獄への道は善意によって敷き詰められている。
あっ結婚は絶対ダメですよ〜