人生は最後まで生きる意味もわからず死んでいくだけ あわれというも中々おろかなり

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「白骨の章」の全文をわかりやすく解説し、仏教の死生観を学ぶ

 

今回は以前もご紹介しましたが、改めて浄土真宗でお葬式をすると聞く「白骨の章」を学んでいきましょう。

 

詳細は上の「仏教に学ぶ幸福論 by 菊谷隆太」様のチャンネルの動画をご覧ください。

 

さて、これを結婚に当てはめてみます。

 

婚活している人はいつか結婚できる、と思っているのかもしれません。

 

親と同じ生活をしていないことに違和感を感じているのかもしれません。

 

キラキラしたドラマのような恋をしていない今の現実はおかしいのではないかと

 

素敵な男性にいつか出会えると、厳しいと言われても諦めないことが大事、と思っていませんか?

 

でも、人生なんてそんなものではない、最後まで安心なんてないし、生きる意味もわからず、ただ去りゆくのみ。

 

我々の祖父母の時代、親兄弟なんてあっさり死んでいったものです。

 

ただただ、あるがままに日々を生きるのです。

 

キラキラした毎日?

 

そんなものは誰かに作られた幻想です。

 

夢の中に生きるのはやめましょう。

 

現実を見据えなければ、ただ生きることすらママならない。

 

婚活の時、よく妥協したくないと言いますが、違います「努力したくない」というのが正解です。

 

諦めない、妥協したくない、というのであれば戦略を組むしかないですよね。でも何もしない。

 

耳を塞いで人の意見を聞かないことを「諦めない」と言い換えているだけです。

 

来年東大へ入ろうとしているくらいの確率なのに勉強もせず試験に通るのでしょうか?

 

白骨の章、はそんな本当の現実をフラットな気持ちで見つめるためにあります。

 

ただ、聞いてたらだめなのです。

 

今日生きていたかと思えば、明日死ぬかもしれない・・

 

不貞腐れている場合ではないのです。

 

本当に老後一人で生きていく確率の方が高いんですよ

 

資金はどうします?両親のお世話はどうします?

 

結婚を夢みてるフリして現実逃避してはいけません。

 

現実はこんなものです。

 

今から一人で生きていく準備をしてください。

 

人生80年・・・いや100年とも言われます。

 

死ねないのです。

 

死ねないのもまた不幸・・・・

 

頑張って健康で働いて、両親の世話をして、そして役目を終えてただ死んでいくのです。

 

この世界にいるのはキラキラした人生が用意されていてドラマやゲーム、アニメのような特別な生き方がある、と思いこんでいるから苦しいのです。

 

何もないのです。

 

ただ白骨になるまで苦しんで悩んでもがいて、そして死んでいくのです。

 

今必要なのは現実逃避ではなく、仏教を学び、何も感じない、感情をコントロールする術を身につけてください。

 

哀れというもなかなか愚かなり。