[方丈記]一番かんたんでわかりやすいまんが系動画
ユルとメルのゆっくり教養講座 様 動画引用
方丈記という日本三大随筆の一つですが、鴨長明の作品となります。
元々神主の家系で良い家柄だったのですがいろいろ不幸なことが重なり、
最後は山小屋で余生を過ごしその生活をこの方丈記にまとめたわけです。
非常に現代のミニマリスト的な考え方と似ており、持たない生活を志した方です。
どうせ出世してもお金があっても簡単に失ってしまいます。
お金があれば失う恐怖と向き合い、お金がなければ人を恨んで過ごすことになる
現代も変わりません。
昔の方が生活は過酷だったかと思います特に火事や地震などの記述も多いその観点からどうせ失うならば最低限の生活をするべきだというお話です。
現在はここまで災害でひどい目にはあいませんが、精神世界、情報空間において酷い目に遭うのは昔より大変です。
SNS は初め YouTube も毎日毎日自分たちよりも頑張っている人優秀な人たちを目の当たりにし、私たちは、常にその存在意義を問われているわけです。
なので他人の足を引っ張ることによって自身を正当化し、気が済めばまた劣等感に苛まれまた同じことを繰り返す。
もしくはどんどんどんどん引きこもりがちになり社会との隔絶を選んでしまう、この辺りは現代の大きな問題点です。
心配しないことを趣味にしたほうがいい、とこの動画にもありましたが、まさに今この世の中に必要なことではないでしょうか。
方丈記のように山に小屋を建ててというわけにはいきませんが、現代ならではの鴨長明のような生き方はできるはずです。
家族は持たず
支出は最低限
趣味を楽しみ
孤独を楽しむ
心配をしないことを趣味とする、今回ご紹介した動画は非常に方丈記をよく噛み砕いてわかりやすく伝えており、私も繰り返し見ています。
他人と同じように生きることを憧れとしてしまえば、家があっても金があっても一生走り続けなければいけない。
走り続けなければいけないだけならばまだマシです。途中で倒れることもあるでしょう。
そういう生活がいいという人は構いませんが、今の日本でこのような生活をしていれば詰んでしまうのは明らかです。
今こそ私たちはミニマリストの先人タルカムの町名から学びを得ることが必要なのではないでしょうか。