ポジティブ思考.で成功になれない3つの理由を仏教が語る
仏教に学ぶ幸福論 by 菊谷隆太 様 動画引用
ポジティブに、と良くいわれますが、本当にその通りでしょうか。
私はポジティブというの非常に危険な思想だと考えております。
動画でもおっしゃっていましたが、思考は実現するなど著名な本などポジティブシンキングは非常に効果的だと世間は言います。
ではなぜこの世界にはほとんどの人が負け組に陥っているのか。
それはこうしたポジティブな言動で人々を煽って、お金儲けをしている人がいるからです。
例えばダイエットなどですが、こうしたら私は成功したという本がたくさんあります。
しかしなぜ毎年ダイエット本が流行るかと言うと皆失敗しているからです。
ダイエット器具などは9割の人が半年以上は使わないというデータもあります。
問題なのは、本当にポジティブになれる人はこの方法は効果的なのです。
ただ、ほとんどの人が凡人なのです。
ポジティブになった気分のネガティブな人たちが騙されて同じような目にあっているということです。
私は現代に足りないのは仏教の思想だと考えています。
つまり無常観です。
ドラマや映画アニメの見すぎで必要以上に自分の理想が高くなり、ある意味糖尿病のような症状が起きているというふうに考えています。
よく婚活などで高望みと言われていますが何もそれは婚活だけではなくありとあらゆる状況で私たちは理想が高くなっています。
ところが現実が全く追いついていない、と言うか、引き算をしていく生活こそがこれからの豊かさにつながるのに今だに足し算にこだわっているからです。
このような時はいかにこの世界が厳しく無常であるか、というのをよくよく知っていく必要があるのではないでしょうか
人は、老いて、病気になって、惨めに死んでいくのです。
最近の若者はと言いますが、最近のご年配は自分のことを、おじいちゃん、おばあちゃんと呼ばせない人も増えてきてます。
これこそ理想が高すぎる世界の末路です。
所詮人生など辛くて厳しい、ただそれだけであると覚悟することが必要です。
1日に少しでも心をフラットにして、この世界の無常さを受け入れる練習をしてみるのも良いのかもしれません。