不安をサッと取り除く方法【仏教の教え】
仏教に学ぶ幸福論 by 菊谷隆太 様 動画引用
私たちの人生というのは何をおいても虚しい、嘘言、たわごと、であるということです。
どんなにお金を得ても、安心する瞬間は一時もありません。
お金がない時は、お金を稼ぐ苦しみを味わい、お金があれば守る苦しみ、失う苦しみを味わう。
どんなに名声があっても、所詮いっときのこと、いつかは忘れ去られるものです。
であればこんなに頑張る意味なんてあるのでしょうか。
もちろん一生懸命頑張ることは良いと思いますが、どうも我々は洗脳されていているようです。
今の時代に足りないのはこうした仏教的な考え方物事を俯瞰してみるということです。
悪い言い方をすれば冷めた見方をするということですね。
所詮こんなもんだよ、という考えも必要なのでしょう。
なので、できるだけ身の回りはコントロールできるようにしておくのが一番不安のない暮らし方などではないのでしょうか。
そのためには前回お伝えしたようなミニマリスト的な生活というのが現代においては最も合理的なのでしょう。
本当に何もしない、できるだけ税金を払わない、なるべく働かない、何も買わない、というのは、消費社会への挑戦です。
海外でもこのような生活をする人が増えているようです。
今までは欲を刺激して奴隷のように働いてくるシステムでしたが、ここに来てそれが狂い始めているということです。
人々は豊かになったところで不安が消えるわけではない、結局不平不満は残り、今も昔も変わらない醜い争いをしているわけです。
所詮人間なんてこんなものでございます。
そうした醜さを知った上で、生きてゆかねばなりません。
一生懸命にゆるく生きてみることが幸せに生きる第一歩なのかもしれません。