保育士暴行事件 「悪い 」と「原因」 は違う 経営者の責任は重い

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さて、先日痛ましい事件がありました。

子供への暴行ということで、びっくりいたしました。

 

こんなことはあってはいけないことですし、厳重な処罰というものをする必要はあるでしょう。

 

ただし、ことはそんなに簡単な話ではないのです。

 

こちらのニュースにはありましたが、あまりにも仕事が過密でストレスに耐えきれなかったという話でした。

 

そんな言い訳をしてはいけない、ということを言ってしまえばすべてが終わってしまいます。

 

今の日本は本当にどの現場もギリギリのところで働いているというのが現状です。

賃金は低いのに仕事量だけ半端なく多いのです。

 

どんどん人が入ってくる時代ならまだしも、減っていく時代で昭和と同じような事をしている上司に問題があったのではないかと私は考えます。

 

時代が変わっていることに全く気づかない

 

これでは同じことが繰り返されてしまいます。

 

もちろん何度も言いますが暴行をしたこと自体問題です。しかし原因は別なところにあるのではないかと思います。

 

動画の中で武井壮さんもおっしゃっておりましたが、やはり起こるものだと仮定して動かなければいけないでしょう。

 

ところが、あまり上の世代のことを批判したくありませんが、上の世代の方は、マクロの視点を持っていないのです

 

というのも目の前のことに集中していればよかったバブルを過ごしているからだと思っています。

 

パイが広がる時代であればどうやってそれを獲得するかということだけに注目してれば良かったのです。

 

一生懸命頑張る程度でよかったのです。

 

しかし今の時代は何を頑張らなければいけないのかということを探さなければいけません。

 

魚の取り方ばかりで、その海に魚がいないのに、取り方が悪いと逆ギレしてくるだけです。

 

私たちはこういう現実をしっかり見つめていく必要があります。

 

次の世代へ繋げていくために何をしなければいけないのかこういう事件を参考に今一度考えてみる必要があるのではないでしょうか