どん底から這い上がるには利他の心が必要

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【第39回】ゆとり教育格差社会の原因?どん底に落ちないために(鈴木傾城 × 森永康平)

森永康平のビズアップチャンネル 様 動画引用

 

人生はいつ堕ちていくかわからないものです。

お金があるからといって今後もあるわけではない、いつ無くなってしまうか、誰にもわかりません。

 

今回は貧困に喘ぐ人たち、ギャンブル依存症の方々のお話が前編で、後編は今後、どうしていくべきなのか、というお話でした。

 

私たちは、つい自己責任で片付けてしまいます。

自分が豊かなのは豊かじゃない人がいるからである、という事実が見えません。

 

努力は必要ですが、あまりに環境要因が大きいのです。

 

何も勝ち組の人だけが、自己責任を言っているわけではなく、負け組が集まって足の引っ張り合いをしているようにしか私には見えません。

 

例えば、ギャンブルをやっている奴よりは自分はマシだ、という自己存在を確立するためにやらなくてもいい SNSでの批判を行うのです。

 

失敗した人を執拗に叩くのは、そいつより俺の方がマシだ、と気分を上げるために行っています。

 

これはネットで簡単に成功者の様子が見えるようになってしまった弊害です。

知らず知らずに自分の惨めさを刷り込まれ、他者を見下すことでしか自己を保てないのです。

 

でも自分のレベルも低いから見下せる人がいない、だから失敗した人、負けている人を貶めるのです。

 

これがこの世界の真実です。

 

動画でも言われていますが、負け組は家族を大切にして、友達を大事に、当たり前のことですが、これができていない、というのです。

 

お金を持っている人でもできない人がたくさんいます。

それはただ単に今はお金を持っているにすぎないのです。

 

人は棺桶に入るまで人生何があるかわからないものです。

負け組の順番が回ってきていない、ただそれだけなのかもしれません。

 

だからこそ、意識して、人を大切にして、利他の心で何事も取り組むことが幸せの第一歩なのかもしれません。