2018年1年間に1人の出生もなかった自治体は野迫川村のほか、東京都青ヶ島村、山梨県早川町、和歌山県北山村の4町村
もちろん小さな村や町ですがそれでもなんだかショックな感じがします。
婚姻率を上げるにはどうしたらいいか考えてみたのですが、割と詰んでるよ、というお話をします。
少子化の原因は未婚です。
先進国では子供の数減るのですが明らかにハイペースです。
よく動画でも女性の理想が高いという風な言われ方をします。
しかしそれは間違っています。
人というのは親世代の出来事を基準に物事を考えています。
確かに今から25年前は30代の年収500万600万普通にいました。
ところが今や30代の年収は300万が普通の時代、だけど生活レベルは当時と一緒、むしろコストは増えています。
こういうことを見ているので当然同じような要求をするのは当たり前かなと思います。
男はもう ATM にもならないのです。
日本の夫婦の共働きというのは夫、正社員、妻パートのことを指します。
しかしこれではもう厳しいのです。
夫婦両方を正社員になると、もう子育てが厳しいです。いくら育休といっても日本の企業はあまり寛容ではないので、精神的に休みが取りづらいです。
そんな簡単にポンポン休みが取れるのは一部の企業のみです。
前回も言いましたがこれで家政婦を雇うというのがあれば分かるのですが、何故か
夫婦で育てたがります。
出来もしないのに幸せな家族を演じてポシャるのが関の山です。
人は幸せになるためではなく人に幸せだと思ってもらうために四苦八苦する
という言葉がありますが、まさにその通りです。
出来もしない旦那に家事育児を分担し、奥さんは、かえってストレスが溜まるという状況になります。
話を戻しますが、婚活のことについてお話します。
基本的に低年収の男は結婚できません。
どうしたって安定的な生活を求めますので、ある程度年収がないといけません。
いろんなサイトを見ると、
清潔感がある
時計や靴に気を使う
会話術を磨く
おしゃれに気を使う
どれも似たようなことばかりです。
でもこんなの何も意味はありません。
結局お金が稼げないと意味がないのです。
清潔感があって会話も得意な年収200万円の男は結婚できるのでしょうか。
(そんなイケメンは年収高いけど㋧)
なので結婚がしたければ男性の皆さん年収をあげましょう
という話に帰結するのです。
もちろん年収があっても、地方だったり色んな事情で出来ない人もいらっしゃいますが今回はそういった話は致しません。
もう一度言います、単純に未婚率を防ぎたいのであれば年収を上げるしかないです。
ただ・・・・・・
できたら苦労しねーよ、ということです。
大抵の男は冴えないんですよ、努力する才能すらない男がわんさかいることを忘れてはいけません。
政府は当然、未婚者に対してお金なんか使えません、今いる家庭で子供を多く産んでもらうという方法しか絶対にとれません。
少子化の問題の根深い問題をここにあります。
短期で結果を出し、国民に知ってもらい次の選挙に活かすにはそれしかできません。
年収上げるのは個々の努力によるところなので、政府としてできるのは景気を良くすること、もしくはベーシックインカムのような直接的な政策を打つかです。
確かにベーシックインカムは効果があるかもしれませんが、また導入となると数十年先になるでしょう。
政治家や官僚はお金を余分にとって免除する人に差別を設けることによって、生きているので、みんなが助かるような政策は、今は無理でしょう。
将来できればいいですが今の世代は、もう難しいですね。
私は人口が減ること自体を問題ないと考えていますが、少ない子供でわんさかいる老人たちを支えるというのはあまりにかわいそうな気はします。
浄土真宗「白骨書」一部引用
それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おおよそはかなきものは、この世の始中
終、まぼろしのごとくなる一期なり。
されば、いまだ万歳の人身をうけたりという事をきか
ず。一生すぎやすし。いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。
我やさき、人やさき、きょうともしらず、あすともしらず、おくれさきだつ人は、もとのしずく、すえの露よりもしげしといえり。されば朝には紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり云々
人生は無常なものですよね